[ 公開絵画制作による個展 ]

個展
私の複数性
[ 公開絵画制作による個展 ]

[期間] 2022.1.20〜2.27

幼い頃、いつも父に連れられて行っていた銭湯。たまにいる全身が絵に纏われている人を見掛けては飛びつくように近寄って行って間近でその全身を観察していた。父はあの頃を振り返りいつもヒヤヒヤしていたと笑い話をする。
2022年1月中旬より約1ヶ月間にわたり、BUoYのカフェ内で作家「得重聖治」は公開制作により数枚の絵画を生み出していく。
描く絵画は「顔」である。ベースとなる顔は全てCGによって作られた実在しないメタヒューマンを用い、この顔にそれぞれのストーリー的背景、願望、覚悟などを意味するタトゥーを施す事で、実在しない人間から意思や多重人格性を感じられる表現へと昇華させていく。
作家は現代人のツールとなりつつある「アバター」を問う位置付けとして焦点を当てている。

中野信子 著「ペルソナ」より引用
〜わたしのペルソナ(他者に対峙するときに現れる自己の外的側面)は、わたしがそう演じている役である、といったら言い過ぎだと感じられるだろうか? あなたが、わたしだと思っているものは、わたしではない。一時的に、そういう側面を見て取ってもらっているだけのことである。
わたしは存在しない。これは悲しいことではない。透明な存在であることを嘆く必要はない。だからこそ、来るべき変化に対応することができるからだ。もう変化のときは来ている〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です